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クーリングオフ制度

エステサロンでの施術を気に入って、コースやチケットなどを契約したものの、後々になって、なかなか通うことができなかったり、今はまだ不要だったなど、契約後に必要なくなってしまう場合があります。
そういった際にはクーリングオフ制度を適用することで、支払った代金を返還してもらうことができます。

とはいえ、必ずしもクーリングオフを適用することができるというわけではなく、ある一定の条件を満たしている場合のみ、このような制度を適用することができます。
その条件とは、契約したコースなどの金額が5万円以上であり、なおかつ契約期間が1ヶ月以上であること、契約書などの書類が発行されてから8日以内であることが主な規定となります。
このクーリングオフを適用することができれば、代金の返還のほか、エステサロンで購入した化粧品などの商品も引き取ってもらうことができます。

当然ながら、契約した金額が5万円未満であったり、契約期間が1ヶ月に満たないもの、書類が8日以上前に発行されていた場合はもちろんのこと、購入した商品を自分の意志で開封・使用した場合は原則的にクーリングオフを適用することができなくなってしまいます。
事前に体験コースなどを受けた上でエステサロンを選ぶ方がほとんどだと思いますが、中にはトラブルに巻き込まれてしまったり、自分には合わない内容だったなど、万が一のことも考えられますので、もしもの際には契約解除の通知にて対応するということを頭に入れておきましょう。